シカゴ~ニューヨーク間を繋ぐ大陸横断鉄道について調べはじめたところ、想像以上に資料の収集が難しく、機関車について何の知識も持たずに臨んでしまったことにより、初っ端から大苦戦を強いられました。とはいえ、設定画をおこすにあたり、資料は必要不可欠です。このままでは、FPF号デザインの常木さんにストライキをおこされてしまう……!と得体の知れない危機感を感じた僕達は、こういう場合は、アメリカの鉄道に詳しい、人に聞いてみるのが一番早いのでは……と思い、探し始めました。そしてたどり着いたのが、『さかつう』という、鉄道や飛行機等の模型を取り扱っているお店でした。僕達は、別段アポもとりつけないまま巣鴨に行き、さかつうさんのところにおしかけました。そんな僕達を快く迎えてくれた、さかつうさんのスタッフの方々は、蒸気機関車といえば“9○9”とか“ぽ○ぽや”とか“トー○ス”の発想しかない我々に色々と教えてくれました。大きさ、種類、車両の編成、スピードは新幹線並み、客車はクーラー完備、あの巨大なボイラーに石炭をくべるのにクレーンを使って全自動化していたとか。バッカーノ!の舞台は1930年代です。日本で言えば昭和初期。そんな頃からクーラーだの、全自動だの、、、話を聞いて驚きました。最終的に機関車のことを通して、当時のアメリカの背景も伺えたり…と普段聞くことができない話をたくさん聞けて、仕事といいつつ、おもしろかったです。
さて、これらの取材を基に設定画を起こし、更に今回はそれを3Dで表現します。PVをもうご覧になっている方は、その一部始終を見られているかと思います。あんなかんじです。あんなんじゃ分からない!?いやいや全貌は本編でということで、物語同様楽しみにしていてください!さかつうさん、ありがとうございました!
ブレインズ・ベース 石橋

3/22(木)から開催されているTAF(東京国際アニメフェア)で製作発表会を行いました。出演して下さった、成田先生、大森監督他関係者の皆様、見に来て下さったスタッフの方々、本当にありがとうございました。そして発表会の後、ANIPLEXブースの「バッカーノ!」コーナーに成田さんのサインを書いて頂きました!
もちろんこの日のために制作したプロモーション映像も公開中ですよ。このPVには若い車掌、ジャグジー、アイザック、ラッドの声が・・・。キャストはまだ公表していませんが、聞けばきっと分るはず・・・。誰だかあててみて下さい。TAFは今日から一般ディ。皆様に見て頂けることを嬉しく思います。
アニプレックス 横山

やっとPVが完成いたしました!
最後の最後までゴールがなかなか見えず、それはもう苦しみましたがなんとか納品することができました。それなのになんで開放感を感じないんだろう…と思っていたら、それは私だけではなく、美術の伊藤さんも同じとのこと。なんてマジメな私たち。これも横山さんの呪いによるものでしょうか(笑)
このPV、東京国際アニメフェアにて上映されるとのことなので、皆さまの目にどのように映るか、気にならないと言えば嘘になりますが、みんなで生み出した子供のようなものですので、かわいいことには変わりはありません。と親バカ的発言はさておき、PVに関わってくださったすべての方々にひたすら感謝しております。どうもありがとうございました。
そして次回は、本編中にでてくる機関車について、全く無知だった我々バッカーノ!チームの救世主となってくださった、『さかつう』さんへの訪問珍道記(!?)を石橋君がお送りします。お楽しみに!
ブレインズ・ベース 佐藤
